ついに...

 



ついに、

長きに渡っていた

プロジェクトの

岩の

上の

倒木を

蹴落としました(笑。



下から蹴ったり、切ったり、上から揺らしたり、

格闘すること1.5時間。

10mはあるので、とにかく慎重に

怪我しないように木の落ちる向きを考えて。

結局、木がかなり岩に引っかかっていて、

随分苦労しました。


倒木がかぶさっていて格好良いのもありましたが、コロナで20ヶ月ぶりに戻ってくると、予想以上に木が朽ちてきていて、倒れ落ちるのは時間の問題という感じ。


倒木が朽ちるが先か、プロジェクト登れるのが先かと思っていたので、蹴落とすのは不本意でちょっと迷った。ただ、見た感じ数年以内に倒れ落ちそう。初登後に新たなホールドとか出てくるのも嫌だなあと思い、蹴落とすことにした。下部をノコギリで切って、上から揺さぶってゆっくりと蹴落とした。


すると、思った通りに欲しい辺りに新ホールドが出現。ラインもこれまでよりも右上する自然なホールドの繋がりが見えてきて、さらに可能性を感じる。岩の雰囲気も凄く明るくなって、今まで見えなかったリップ面にも光りが上手く当たって、視認性が増した。


本来の岩の姿。

あるべき姿。


という感じで、顔っぽい岩の模様も笑ってくれているようだった。結果、蹴り落として本当に良かった。





ただ、びっしりだった苔も落としたし、倒木無くなって明るくなったから岩がだいぶ目立つように。そして真新しいチョーク跡が...


最近岩場で良く会う、元ホームジムTのユキさんによると、岐阜の山奥の猛者2人がラインを気にいってトライされたとか...そうそう簡単に登れるラインでは無さそうだけど(かなりコツ物でムーブとホールドが判然としない)、五段クライマー+開拓経験豊富が2人だとヤバイ...ちょっと急がないとな。


と思いながら、倒木の下に出現した初段くらいの新ラインをトライしていたら、核心のマントルでミスして足がすっぽ抜け、指爪が剥がれた...ショック!!


カチ出来なそうだし、2週間くらいかかりそうだな...焦り、油断は禁物です。


なかなかの名作感があるからこのライン登りたいなぁ。でも岩は皆んなのモノ。時間かかり過ぎてる自分が悪い。


肝心な進み具合はと言うと、2手目まではかなり安定して取れるので、グレード感が分からなくなってきた。三段くらいあるかと思っていたけど、コツが分かるとそこまで難しく無いかも。ただ、3手目の取り先が未だに不明。始めて左手出しに成功するが、若干遠いのと、右手の指皮のダメージが凄い。数トライでがっつり穴が空きそう...マントル返せるのだろうか。そろそろ脚立でも持って来てホールド探ろうかな、グラウンドアップが良かったけど。




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