残り1本
仕事終わりに数時間、プロジェクトの暗号岩へ。時間が限られている為、メインの高難度課題ではなく、左のラインを集中してトライ(今まで大体アップくらいでしか触っていなかった...)。
とにかくこの岩はホールドが判然としないものが多く、ムーブを作るのが難しい。
前回までに作っていたムーブを試すが、上部で迷子になり、膝を何度も岩に打ち付けながら落下...なんだかしっくり来ない。
一手戻して、再度ムーブを作り直すと、かなり楽にスラブ面に入れる事が判明。これは気付かなかった...というか数週間前に出来なかったムーブのような気もしたけど...
今日は久しぶりに岩のコンディションも抜群で湿度を感じない。これは行ける!今日登れる!という感覚があり、通しトライを開始するも足位置が絶妙に難しく、やはりすっぽ抜ける。
じっくりとレスト(という名の岩探し)した後のトライ、全てがバッチリとはまり、楽々と登れた。上部のスラブは難しくは無いが、それなりに高さがあり緊張感がある。
スタートからスラブ面に入るまでが核心だが、f、二段くらいが妥当だろうか?ムーブが出来てから登れるまでは短いが、ホールドが見つかるまでに時間かかっているのでグレーディングが難しい。私がこの岩を暗号岩と呼んでいるのはその為。一見かかりの良さそうなホールドが使えなかったり、スラブ面に見えて保持しやすい窪みなどの判別が非常に難しい。一手一手保持感を試しながら、進めなくては行けない。初手だけでも1級初段、足上げ以降で一級以上はあるから、やはり二段くらいかな?決してハードなムーブは無いが、ホールドの見極めが難しくテクニカルなラインだ。多分見落としているものもあるだろうし、これから登る人も何かしら見落とすのだろう...
(最終的に、写真ではチョークの付いていない部分のホールドでムーブが完成した)
これでこの岩に残されたのはメインの直登プロジェクトのみ。下部は安定しているが、未だに取り先のホールドがいまいち分からない...時間かかりそう。課題が全部揃ったら発表予定。


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