灼熱のシャローウォーターソロ

 6月頭を最後にしばらく岩には通って居なかった。ジムトレだけになるとモチベーションガタ落ちでまたクライミングを辞めてしまいそうなので、重い腰を上げて白川ボルダーに向かった。

6月頭に始めてミューズエリアを子連れで訪れた際に、キハ岩の正面ラインをSDで登った。離陸から数手が悪く1級くらいのラインだった。開拓団に連絡するも2ヶ月近く返信が無い... 忘れてしまいそうなので備忘録としてここに記しておきます。

その際にミューズ下エリアのローボールに色々なラインを見つけたので、8月に入って再訪した。わざわざ登るか?というような小さな岩だが、何故だかそういったローボールに引かれる私にとっては楽しそうなラインが沢山ある。岩と抱き合っているようなサイズ感がたまらない笑。


朝6時過ぎ着、岩に日が当たり始めたのが8時くらい、その後浅瀬のウォーターソロでビチャビチャになりながら登り10時半には撤収。適当に登ったラインを備忘録として記しておきます。


まずはミューズ下部の40番の岩のbライン。プロジェクトと記載があったので登ってみた。悪そうだなぁと思ったが、足位置を見つけたらすぐに登れた。→トポのミス?中魚3級だそうです。




その後、同じ岩の裏面を登るが、どちらも簡単でスタンスの踏み跡から恐らく登られてそう。


❶ 3級くらい? 40番の岩、左面 

❷ 4級くらい? 40番の岩、左面 


同じ岩の川向いの面にも小さなハングがあり、とっても低いがなかなか面白かった。デッドでマットにお尻すらない核心。抜けもムーブがあり面白い❸。



❸ SD2級くらい? 40番の岩、裏面 


さらにその左隣に同じようなカンテがあり、これが一番難しく感じた❹。既に日が岩に当たり始め汗ダラダラだったので、単にカチの保持感が悪かっただけかも知れないが、なかなか強度のある2手では無いかと思う。特にスタートポジションに入るのが難しい。体幹、ヒール掻き込み、カチで身体を引き上げる。白川のやさしめ初段くらいあるように思うが、この時期の保持感はなんとも言えない。ムーブが秀逸でガバ飛びつきが気持ち良く、低いがオススメの課題だ。こちらは公式に初登?のようです。




❹ 40番の左横の岩 

イエローサブマリン SD1級初段

→開拓団の方と協議の上、SD初段となりました
(スタートはもちろんリップ使わず登っています。ローボールの嗜み)


流石に暑くて仕方ないので、浅瀬のウォーターソロに取り付く。いくつか顕著なラインが水面に飛び出してある。まずはキハ岩の裏面❺。これはハング面のスタートが悪そうだなぁと思ったが、ちゃんとスタンスが良い位置にあり3トライくらいで登れた。スタートのクラックカチ?がだいぶ湿っていたので、乾いていればより簡単だろう。ただ、問題は上部のマントル。ちょうどランディングが水面と岩になるあたりでホールドが悪くなる。濡れたくない精神で必死にマントル返した。



Ungrade?キハ岩裏面 コノライン()


その後、ミューズ入口から直ぐ見える岩の左面を登った❻。正面中央も前回登ったが、既に登られていて単にトポに載っていないだけな気がする。4.5級くらいだったかな?左のカンテラインは半身水面に出てからスタートする。下部スタンスが濡れていたため、初手で数回水没。上部のカンテ取りのデッドも水面目指して飛び出すのでなかなか緊張感があって良かった。下部から悪く、上部もそれなりに悪い。


❻ Ungrade?キハ岩より手前の岩 ソノライン()


で、前回登ったキハ岩のライン❼。顕著なラインだがトポに記載がない。下部数手が悪くなかなか面白かった。灼熱過ぎて保持感が良く分からないが、テクニカルな良課題だった。




❼SD1級くらい? キハ岩 ホワイトヒート()



最後に川で汗を流して帰宅。最高な灼熱クライミングデーだった。一本登り忘れたので、機会があればまた来よう。豊田の河原エリアより森が遠く、虫が少ないのが気持ち良い。


あくまで上記課題は白川ボルダー公式未発表のライン(イエローサブマリンはその後公式に)です。

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